今日、佐川急便からあるものが届いたんですよ。
わかります?
そうこれです!
もうおわかりですね?
きたああああああああ!!
そう、TYPE-MOON展の図録がようやく届いたんですよ。
いや、タイトルバレしとるやんけという声も多数あるかと思いますが。。。
なんでこんなに届くのが遅れたのかというと僕が予約するのを完全に忘れていて、ツイッターで予約期間が延長されたみたいな情報を得て慌てて予約したというかなりおマヌケだったわけですが、無事届いたのでその感想を書いていきます。
- TYPE-MOON展の図録の一般販売も開始!アニプレックスプラスで予約できます
- TYPE-MOON展の図録を読んだ感想!行かなかった人が買う価値あるのかレビューします
- INTRODUCTION
- “奈須きのこ・武内崇への15問15答”(3会期分)再録
- TYPE-MOON History
- TYPE-MOON History Products
- Fate series Books Cover Gallery
- Reminiscence 展示回顧録
- Archive -Signature board-
- 「Fate/unpublished material」一部再録
- Fate Character Chronicle
- Interview 01 奈須きのこ×神谷盛治
- Interview 02 武内崇
- Staff Comment
- Celebration -Artwork-
- Celebration -Column-
- Celebration -Message-
- Fan Message
- 合作漫画「Fate/15th camp!」
- 連作イラスト集「Walks Around BRITAIN~英国周遊記~」(TAa)
- 描きおろし漫画「カーテンコール」(中谷)
- おわりに
TYPE-MOON展の図録の一般販売も開始!アニプレックスプラスで予約できます
元々TYPE-MOON展の図録は会場限定予約という形でのみの販売だったのですが、一般販売も決定しました(現在は販売終了しています)。
予約期間は今月の5月末までで、数量限定のようなので購入予定の方は早めに予約しておきましょう。(別にぼくはアニプレのまわし者ではありません)
※図録に一部不備があったのですが、アニプレックスプラスからメールが届きまして、良品との交換対応をするとのことです。
現在は一般販売終了しているので、駿河屋、ブックオフ、Amazon、ヤフオク、メルカリなどで入手するしかないと思います。
一応Amazonのリンクを貼っておきますが、割高なのでどうしても欲しい方以外は積極的にはオススメしません。
TYPE-MOON展の図録を読んだ感想!行かなかった人が買う価値あるのかレビューします
TYPE-MOON展に行った人はまあほぼほぼ購入していると思いますので、TYPE-MOON展に行かなかった、行けなかった人が図録を買う価値があるのかという視点で感想を書いていきたいと思います。
図録は全234ページでそれなりのボリュームがあります。厚みはダンボールと比べるとこれぐらい。
A4変形サイズなのでちょっと保管に困りますがそれはご愛嬌ということで。。。
それでは早速図録の中身について確認していきます。
目次はこんな感じになっています。

TYPE-MOON展 図録の目次
INTRODUCTION
最初のイントロダクションでは、奈須きのこの15年ありがとう的なコメントが書かれています。
展示されていたコメントと同じものですが、奈須きのこコメントを余すことなくチェックしたいという重度のきのこファンはこの時点で購入してください。
まあここはたしか写真撮影可能なところなので、TYPE-MOON展のレポート記事とかを探せば写真が見つかると思います。
“奈須きのこ・武内崇への15問15答”(3会期分)再録
次の15問15答も同様です。
これは来場者特典小冊子の3期分収録しているのでお得感あります。
まあ重度のファンでTYPE-MOON展に行けなかった人はオークションとかで小冊子も手に入れているかもしれませんが。
とりわけ質問内容はFateとは自分にとってどういう存在か、各ヒロインは自分にとってどういう存在かというようなふわっとした感じの質問で、新しい設定や事実が明かされたりというような内容はありませんでした。
TYPE-MOON History
TYPE-MOON Historyでは98年の竹箒結成から2020年夏劇場版キャメロット前編が公開予定というところまで事細かく書かれた年表が記載されていました。
小さい文字でぎっしり書かれているのに9ページ分の大ボリュームの年表になっています。
関連作品を含めるとすごい量で、改めてTYPE-MOONがどれだけ精力的に活動してきたかを実感できます。
この辺の情報はまあ調べればわかることですが、結構大変ですし、FGOとかで最近ファンになった方が過去にどういう作品を生み出したり関わってきたかが余すことなく網羅されているので、これまでの歴史を詳しく知りたい方は買って損はないと思います。
これまでにも年表は要所要所でまとめられてきましたが、最新版の年表がチェックしたい方は購入すべきです。
TYPE-MOON History Products
続くTYPE-MOON History Productsでは月姫からFate/EXTELLAまでの型月作品のあらすじと概要が記載されていました。
歌月十夜やhollowは別枠なのにCCCはEXTRA枠の中で、EXTELLA LINKはEXTELLA枠の中で触れられているだけとなっていて、よくわからないまとめかたでした。
Re・ACTとかがメルブラ枠の中で触れられているのはわかるのですが。
まあこのコーナーでは特筆すべき点はないです。
Fate series Books Cover Gallery
次のFate series Books Cover GalleryではTYPE-MOONの関連書籍や雑誌の表紙イラストが紹介されていました。
すべてを網羅しているわけではなく、代表的なものがピックアップされているだけなのでこのコーナーも特に言うことないです。
Reminiscence 展示回顧録
Reminiscence 展示回顧録ではTYPE-MOON展を追体験できるよう入り口から順に展示内容が紹介されています。
残念ながらルーズリーフに記された小説版Fateは写真が遠すぎてテキストの確認はできませんでした。
ルーズリーフらしき何かがここに展示されていたのねって確認できる程度です。
これはTYPE-MOON展に行った人だけが読めたという特別感を出したかったのだと思いますが、落ち着いて読めなかった人も多かったと思うし載せてほしかったですねぇ……。
奈須きのこの仕事場を再現した展示に関しては写真があり、参考資料やCDのタイトルをいくつか確認できました。
ぼくもそうですが、こういう情報ってファンなら結構知りたいと思うのでそこに価値を見いだせる人は買うべきだと思います。
あと空の境界のコピー誌版や未発表作品の展示写真が載っているのも嬉しいポイント。
TYPE-MOONメンバーを紹介するコーナーに展示されていた各メンバーのコメントや色紙は全部載っていました。
ペンネームの由来や尊敬している人、影響を受けた作品など3期分のQ&Aが網羅されています。
Archive -Signature board-
Archive -Signature board-では、会期ごとに展示されていた様々な声優やクリエイターによる色紙が紹介されています。特に言うことないです。
「Fate/unpublished material」一部再録
「Fate/unpublished material」一部再録では、入場者特典の冊子の一部(Fateルートのときに配られたマテリアルの前半部分)が紹介されています。
マシュの元となったであろうシールダーのサーヴァントやシールダーのマスターの容姿や設定、ストーリープロットなどが5ページ分載っています。
マテリアル全部ではないのが残念ですが、一番気になるであろうシールダーのサーヴァントの詳細が載っているので、Fateファンでマテリアル持っていない方は確認しておきたいところ。
まあマテリアルだけが気になるならヤフオクやメルカリとかで買うのも一つの手ですけど。
Fate Character Chronicle
Fate Character ChronicleではFateシリーズのメインキャラクターたちが各作品ごとにどういう役割を果たしてきたのかが紹介されています。
特に言うことないです。
Interview 01 奈須きのこ×神谷盛治
Interview 01 奈須きのこ×神谷盛治では4ページにわたって二人の対談が収録されています。
というか奈須きのこがいかにヴァニラウェアが好きかを語っています。
もちろんそれだけではないのですが。
Fateファンというよりも奈須きのこファン向けコンテンツ。
Interview 02 武内崇
Interview 02 武内崇ではTYPE-MOON展全体のプランや各展示のコンセプトなどについて社長が解説しています。
TYPE-MOON展に行った人向けな内容なので、行かなかった人が読んでもあまりピンとこない気がします。
Staff Comment
Staff CommentではTYPE-MOON展に関わったスタッフのコメントが載っています。
Interview 02 武内崇と同様ですので特に言うことないです。
Celebration -Artwork-
Celebration -Artwork-では23人のイラストレーターからのお祝いイラストとコメントが掲載されています。
これも特に言うことないです。
Celebration -Column-
Celebration -Column-では6人のライターによるコラムが掲載されています。
意外と、というと失礼ですが(笑)どのコラムも結構面白かったです。
特に坂上秋成さんとマフィア梶田さんのコラムは読んで損はしないかと。
坂上秋成さんのコラムというか批評は『TYPE-MOONの軌跡』とも被る部分もあるのですが、hollowの特異な構造について論じられています。
マフィア梶田さんのコラムでは人間としての奈須きのこの「怖さ」について語られており、奈須きのこファンは必読な気がします。
Celebration -Message-
Celebration -Message-では関係者からのお祝いメッセージが記載されています。
特に言うことないです。
Fan Message
Fan Messageではツイッターとメールフォームで募集したお祝いメッセージが記載されています。
一挙紹介って書いてあるけどこれ全部載せたのでしょうか?
見開きでかなり小さい文字でファンからのメッセージがびっしり埋め尽くされていて壮観です。
合作漫画「Fate/15th camp!」
特に言うことないですが、なかなかのカオスです(笑)
連作イラスト集「Walks Around BRITAIN~英国周遊記~」(TAa)
特に言うことないですが、ブリテンに行きたくなります。
描きおろし漫画「カーテンコール」(中谷)
ある意味図録最大の目玉かもしれません。
描きおろし漫画「カーテンコール」、これはなんと……ラスエピの漫画です!!
構成やコマ割りが素晴らしくて、個人的にはゲームのラスエピやったときよりも感情移入しやすくて泣けました。
あの「カルデアスクラップ」の中谷さんがラスエピの漫画を描いたと言えば、どれだけ泣けて素晴らしいものになっているかは伝わると思います。
逆にFGOの第1部をクリアしたのにカルデアスクラップを読んでいない人がいたら是非読んでほしい。
Fateのコミカライズとかアンソロジーにほとんど関心がないぼくでもこれは必読だなと思ったので。
今回の「カーテンコール」もそれにあたります。
「カーテンコール」について中谷さんのツイートも貼っておきます。
TYPE-MOON展の図録が手元に届いたので、漫画「カーテンコール」について。最後、彼があの頃に戻るのは武内さんのアイディアです。奈須さんからは「完璧」との言葉を頂きました。あの2人を描けて嬉しかったです pic.twitter.com/lCCUjV9E4S
— 中谷|フロムLB①発売中 (@naka6130) June 12, 2020
つまり、ファンなら絶対読むべき。
結論、図録買うべし!
おわりに
まあとはいえ、この図録は送料含めて4,510円です。「カーテンコール」のためだけに4,510円はやっぱり高い。ぼく個人としてはそれに見合う価値はあるとは思いますが、客観的に見れば割高なのは否めないです。
もちろん、「カーテンコール」だけでなく、15問15答やマテリアルの一部再録、対談、コラムなどTYPE-MOON展に行っていなくても楽しめる内容にはなっています。
もう一度そのときの記憶が蘇るような内容が中心ですので、やっぱり基本的には行った人向けだとは思いました。
※現在は一般販売されていないので相場は定価よりも高くなっています。
Amazonへのリンクを貼っておきますが、正直高いのでどうしても欲しい方以外はあまりオススメしません。
>>Amazonでの購入はこちら
コメント
炎上している物を買わせようとするな
丁寧な解説、ありがとうございます!